マウスピースをつけていて、ふだんの生活で感じたことを何回かに分けてお話ししたいと思います。
この記事をご覧になれば、マウスピースを装着した生活がどんなものかイメージしていただけると思います。
(個人的に感じたことですので、インビザラインをしている全員にはあてはまらないかもしれません。ご了承ください)
マウスピース感あり!
今までに何らかの「マウスピース」を口の中に入れたことがあるという方は、少ないのではないでしょうか。
わたしの場合、3年ほど前メタボ解消のためにボクシング体験に参加した際、マウスピースを初めて装着しました。
ボクシングでのマウスピースは青色をしており、熱湯に入れてやわらかくしてから上の歯に装着すると、自分の歯型に合った形に冷えながら固まるというものでした。
でも矯正治療のためのマウスピースは、それとはかなり違った印象を受けました。
まずは見た目。
矯正治療のマウスピースは、透明で上と下が1セットになっています。
インビザラインのマウスピースがどんな形をしているかは、どこかで写真をご覧になったことがあるでしょう。
自分の歯型にきっちり合うように作られていて、初めて見たときは「あ、ボクの歯並びは客観的にみるとこういう形をしているんだ」とあらためて思い知らされること間違いなしです。
マウスピースは、やや弾力があるけどしっかりしている、厚さ0.5mmぐらいのプラスチックといった感じです(ひょっとしたらプラスチックではなく別の素材かもしれません)
硬さと厚みをたとえるなら、人間の手の爪ぐらいのイメージでしょうか。
次に、つけ心地。
自分の歯型を忠実に再現してあるけど、微妙にずらしてあって、そのズレによって少しずつきれいな歯並びに向かっていくように作られています。
上下の歯にガッチリはめるると、最初は「まさしくマウスピースを着けている!」という違和感を口の中いっぱいに感じました。
舌の先でマウスピースをなぞってみると、ツルツルした感触があります。歯と舌が直接触れ合わないので最初は不思議な感じがします。
すぐに慣れます
でも一日もしないうちにすぐに慣れます。
以前書きましたが、マウスピースに慣れてしまうと、逆にマウスピースを外したときの方が違和感を覚えるようになるぐらいです。
メガネをおでこに乗せていて「メガネどこいった?」と探すことがあるように、また今のご時世であれば、マスクをあごに下ろしていて「マスクがない!」をポケットを探ることがあるように、マウスピースは口の中で歯と一体化して装着していることを忘れてしまうぐらいです。
ですので、マウスピースを常時つけていることに不安がある方も大丈夫です。おそらくすぐに慣れるはずです。
少なくとも、歯の表面にワイヤーをつける従来の矯正器具よりはマウスピース矯正の方が口の中の違和感は軽減されるのではないかと思います。
(わたしは従来の矯正器具をつけたことがないので、あくまで想像の域を出ませんが)
以上、「マウスピースのつけ心地」についてお話ししてきました。
それでは今回はこのあたりで失礼します。
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