インビザライン(マウスピース矯正)をしていると、食事のたびにマウスピースを外す必要があるため、いろいろと不便なことが起こります。
その中で今回は、“間食の葛藤”についてお話しします。
みなさんは仕事中、小腹がすくことはないでしょうか。
わたしの場合、午前11時とごご4時半になると猛烈な空腹感に襲われます。
しかし、以前お伝えしたように、インビザライン治療では一日に20時間以上アライナー(マウスピース)を装着しておく必要があり、わたしの場合、朝、昼、晩の3回の食事で合計2.5時間ぐらいアライナー(マウスピース)を外している状況です。
つまり、一日20時間を達成するためには、あと1.5時間しか取り外すことができません。
いえ、“20時間”はあくまで最低条件なので、より効果的に矯正治療を進めるためにはできるだけ長くアライナー(マウスピース)を装着しておくに越したことはない、と思っています。
さらに、一度アライナー(マウスピース)を取り外して間食をすると、そのあと装着する前にハミガキをしなければなりません。
したがって、気軽におやつを食べることは難しいです。
正確には、ハミガキは必須ではなく充分に口をすすげばよいのですが、それだけではアライナー(マウスピース)と歯の間に食べかすが残っていそうな気がして、できる限りハミガキをしたくなってきます。
(歯並びがきれいになっても、虫歯が増えては台無しですよね)
会社にいる間はトイレでササっとハミガキができますが、午前11時やごご4時半にハミガキをしているところを同僚に見られたら、「なんでこんな時間にハミガキしてるん?」とツっ込まれること間違いありません。
というわけで、毎日おやつの時間になると「食べようか、やめておこうか」という葛藤(かっとう)に苦しむことになります。
大げさに聞こえるかもしれませんが、これまでいつもおやつを食べていた人間からすると、この毎日の決断が本当に大変です。
でも結果的に、「ハミガキが面倒くさい」という思いが勝って、間食をあきらめる場合がほとんどです。
どうしてもお腹が鳴って仕方ないときには、コップ一杯の白湯(さゆ)を飲んで空腹を紛らわせています。
まるで、修行のため断食(だんじき)をしている僧侶のようですw
お腹がすきすぎて頭が働かないときや、残業などで夕食まで時間があきそうなときは、思い切って間食をとることもあります。
かといって、以前のようにダラダラとおやつを口に運びながら残業をするわけではありません。
一時(いっとき)に集中してせんべいやカップ麺を胃に流し込み、食べ終わったらすぐに歯を磨いてアライナー(マウスピース)をつけるようにしています。
その間食でアライナー(マウスピース)を外している時間は20分といったところでしょうか。
とにかく、アライナー(マウスピース)を外している時間の経過を意識することが重要です。
そのおかげで、以前より健康的・規則的な生活が送れているような気がします。
少なくとも、間食のあとすぐに歯を磨くので虫歯のリスクは減っただろうと思います。
あとは、間食をやめたことで体重の減少も期待できるかもしれません、、、
(体重の変化についてはあらためて報告するつもりです)
以上、今回は間食についてお話ししました。
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