インビザライン(マウスピース矯正)を始めてから気づいたことを順次ご紹介したいと思います。
まずは、歯の表面の突起物についてです。
インビザライン(マウスピース矯正)では、食事のときはアライナー(マウスピース)を取り外します。
そうしないと、歯とアライナー(マウスピース)の間に食べ物が挟まって大変なことになるのは容易に想像できます。
容易に想像できるので、今のところ装着したままの食事を試したことはありません。
(いつか挑戦したいという気持ちはあります)
アライナー(マウスピース)を取り外してまず感じるのは、装着しているときと比べて圧倒的な “口の中の違和感” です。
違和感の原因は、歯の表面につけられた多くの突起物たちです。
(突起物の正式名称は「アタッチメント」というらしいです)
とくに上唇(うわくちびる)の内側に、なんともいえないぶつぶつ感があります。
たとえるなら、ピーナッツチョコレートを1つ口の中に放り込んで
まずはチョコレート部分だけを溶かしながら食べてしまい
残ったピーナッツをおもむろにかみ砕いて
小さくなったピーナッツ片をすべて歯の前面にもってきて
それらを歯と上唇の内側の間に挟んだときのような感じ、といえばイメージしていただけるでしょうか。
インビザライン治療では、歯を効果的に動かすために歯科医院で歯の表面に2mm~3mmの突起物をつけます。
全部の歯につけるわけではありませんが、8割がたの歯に突起物をつけます。
いま自分の舌を自分の歯に這わせながら数えてみると、上の歯に18個ぐらい、下の歯に10個ぐらいの突起物があります。
上の歯のうち、マエ歯などの大きい歯には、1本の歯に2個の突起物がついています。
まるで、口の中に住むこびとが歯を登るときに使う、ボルダリングの足場のようです。
この突起物があるせいで、アライナーを装着しているときよりも、アライナー(マウスピース)を取り外したときのほうが強い違和感があります。
でも、その違和感にも2,3日で慣れるので安心してください。
普通のハミガキで、それら突起物に付着した汚れも問題なく落ちます。
また、歯と同じ白色なので、アライナー(マウスピース)を外しているときに普通に歯を見せて笑った場合でもまわりの人に気づかれることは少ないでしょう。
(よほど視力のいい人が至近距離で歯を凝視してこないかぎり大丈夫です)
とにかく、突起物(アタッチメント)をつけることで意外と違和感がありますよ、ってことをお伝えしておきたいと思います。
わたしの場合、歯科医師からその違和感について事前に教えてもらっていなかったので、違和感にけっこう戸惑いました。
「これってアタッチメント(突起物)のつけ方を間違えているのではないか」と疑ったほどです(笑)
この記事を読んでくださっているみなさんは違和感についての予備知識があるので大丈夫でしょう。
これからも、経験者ならではの情報をお伝えしていきたいと思います。
ありがとうございました。
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