インビザライン(マウスピース矯正)には、大きく以下の3つ費用がかかります。
・検査費用
・契約金(要するにマウスピース代)
・処置料
検査費用と契約金についてはすでにお話ししましたので、今回は最後の処置料についてです。
処置料とは
処置料とは、毎回の通院でかかる費用のことです。
インビザライン(マウスピース矯正)では、1カ月~3カ月ごとに通院が必要です。
最初の通院ですべてのマウスピース(30セットから50セット)を受け取れるわけではありません。
なぜなら、歯の表面にアタッチメント(突起物)を付けたり、歯と歯のあいだにヤスリを入れてすき間を作ったりしなければならないからです。
わたしの場合、1回の通院で 3300円~4400円(税込み)がかかっています。
えーー!! 契約金のほかにまだお金がかかるのーーー!?
とお思いの方がいるかもしれません。
わたしも最初はそう思いました。
しかし、実際に通院するのは10回ぐらいなので、3万~4万ぐらいの支出で済みそうです。
歯科医院によっては「処置料は無料」というところもありますが、結局その分が契約金に含まれているだけなのでトータルではほとんど変わりがないなと思いました。
金額は安いに越したことはありませんが、歯科医師との相性やその他のことも考慮して、どこの歯科医院にするか決める必要があります。
処置料の違い
歯科医院での処置内容によって、支払う処置料が異なるようです。
わたしが通っている歯科医院の場合、だいたい以下のイメージです。(税込み)
1)アタッチメント(突起物)の取り付け 2200円
2)歯と歯のあいだのヤスリ削り 2200円
3)その他、インビザライン(マウスピース矯正)の全体的な確認 1100円
これらを組み合わせ、安いときで1100円、高いときで4400円の処置料を支払っています。
矯正治療は保険のきかない自由診療なので、われわれ患者が100%を負担しなくてはなりません。
ですので、一般的なクリニック(眼科や内科)にかかったときに支払う医療費(保険診療)よりは、少し高く感じるかもしれません。
ただ、「医療費控除」という制度を利用すれば、検査費用、契約金、処置料の支払い額合計のうち30%程度が戻ってきます。
医療費控除については、別の回で詳しくお話しする予定です。
費用のまとめ
以下の費用について、3回に分けてお話ししました。
・検査費用
・契約金(要するにマウスピース代)
・処置料
インビザライン(マウスピース矯正)は合計で80万~100万ほどがかかります。
正直なところ、わたしもその費用の高さから矯正治療を躊躇(ちゅうちょ)したことがあります。
でも、思い切って矯正しておけば、残りの人生はずっときれいな歯並びですごすことができます。
いま45歳。
何歳まで生きるかわかりませんが、すでに人生を折り返している気がしてなりません(笑)
きっと死ぬとき、「ああ、矯正しておいてよかったな。45歳でも全然おそくなかったな」と思えると信じています。
少なくとも、矯正を4カ月進めてきた今の時点で、まったく後悔はありません。
まとめ
以上、費用について3回に分けてお話してきました。
金額は歯科医院によって異なりますが、だいたいのイメージはおわかりいただけたのではないでしょうか。
みなさんがインビザライン(マウスピース矯正)を検討する際の参考になればさいわいです。
ありがとうございました。
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