(2)歯科医院のえらび方

今回は、歯科医院のえらび方についてお話ししたいと思います。

ほとんどの方が、まずは「どこの歯科医院がいいかな?」と迷うことになると思います。

都市部にお住まいの方は、矯正歯科の歯科医院だけでも主要駅の駅前を中心にひしめいているので、候補をいくつかに絞るのだけでも大変なのではないでしょうか。

わたしの場合も同じで、インビザライン(マウスピース矯正)をはじめようと決意したとき、どこの歯科医院がいいのかまったく見当がつかず、いきなり挫折しかけたのを思い出します(笑)

人生でたった一度の“安くない買い物”ですから慎重に選びたいですよね。

歯科医院のえらび方について、いろんなサイトやYouTubeを調べて、わたしがたどり着いた結論は以下の3つです。

順にお話ししていきます。

・認定医であること

・通いやすいこと

・歯科医師との相性がよいこと

認定医(にんていい)であること

正しくは、「日本矯正歯科学会 認定医」というらしいです。

認定医だから矯正がうまい、逆に、認定医でないからヘタ、ということは決してないと思いますが、数多くの歯科医院から候補を絞る場合には、ある程度の基準になるのかなと思いました。

認定医とは、「矯正治療に関して適切かつ十分な学識と経験を有する者」とのことで、日本矯正歯科学会が認めた医療機関で5年以上の経験があることや、同学会の定めた試験に合格することが条件になっているようです。

全国の矯正歯科医 約2万人のうち、認定医は約2,800人、つまり全体の15%ほどしかいないということになります。

正直なところ、矯正歯科の歯医者さんは“技術屋”みたいなものだと思うところもあるので、医学的な知識よりも「手先が器用なこと」の方が重要な気がします。

とはいいつつ、やっぱりそれなりの資格を持っている認定医の方が、いざというとき頼りになるような気もします。

(個人的な感想です。認定医でなくても素晴らしい矯正を実施されている歯科医師の皆さん、すみません)

というわけで、一つの基準としてわたしは「認定医であること」を条件として歯科医院を探しました。

通いやすいこと

ふたつ目の基準は、通いやすい歯科医院であること、です。

どんな習い事や美容院やゴルフ練習場でも、通うだけで時間がかかったり疲れたりしてしまうところでは長続きしないことが多いものです。

自宅や職場(学校)の近く、またはそれらの間にあって、通勤や通学の帰りに寄りやすいに越したことはありません。

数か月に1回程度の通院ですが、そこにムダな時間やお金がかかってしまってはもったいないです。

地方に住んでいてどうしても近くに歯科医院がない方もいらっしゃると思いますが、都市部にお住いの方はぜひ「通いやすさ」も考慮に入れてください。

歯科医師との相性がいいこと

えらび方の三つめは「歯科医師との相性がいいこと」です。個人的には、これが最も重要だと思っています。

なぜなら、認定医であっても、通いやすい場所にある歯科医院であっても、「あの先生、なんだかイヤだな」と感じてしまうと、矯正治療に対して前向きに取り組めなくなってしまうからです。

逆に、気軽に話しかけられる関係性があれば、小さな疑問でもすぐに尋ねることができ、納得して治療を進めることができます。

歯科医師との相性を確かめる方法は、やはり無料相談を受けてみることです。

どこの矯正歯科でも、初回は無料で30分から1時間の相談を受け付けています。

最低でも3つぐらいの歯科医院を見ておいた方がいいと思います。

1つ目で「この歯科医院でいいかな」と思っても、別の歯科医院と比べることで新たな視点から見ることができるからです。

無料相談の具体的な受け方については別の機会に詳しくお話しします。

まとめ

今回は、歯科医院のえらび方として以下の3つについてお話ししました。

・認定医であること

・通いやすいこと

・歯科医師との相性がよいこと

もしよければ参考にしてみてください。

ありがとうございました。

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