(13)無料相談(1軒目)

インビザライン(マウスピース矯正)に限らず、歯列矯正をする場合はいくつかの歯科医院で無料相談を受けることをお勧めします。

いくつかの歯科医院を比較することで、自分に合った歯科医師を選ぶことができるからです。

わたしの場合、3か所の歯科医院の無料相談を受け、実際に治療を行う歯科医院を選びました。

無料相談の受け方は、次のスリーステップです。

①インターネットで近くの矯正歯科をさがす
(わたしの場合は「認定医」に絞ってさがしました)

②電話やネットから無料相談の予約を入れる
(受付の女性はたいてい親切なので気軽に電話できます)

③実際に歯科医院へ足を運んで、先生から話をきく
(なんといっても無料なので安心です。気が合わないと思ったら契約しなければいいだけです)

雰囲気は悪くない

1軒目の歯科医院は、会社からとても近い場所にあるのが特徴です。

新しいビルの1階部分にその歯科医院はあり、外観は申し分ありません。

予約していた18:00ぴったりにその矯正歯科の玄関をくぐり、受付で名前を伝えました。

受付の女性:「こんばんは。それではこの用紙に必要事項を記入してください」

他の患者の姿はなく、すっきりと洗練された待合室はとても静かで、落ち着いたBGMだけが流れています。

「いい感じの歯科医院だ、、、」 田舎生まれ、田舎育ちのわたしは、こんな都会的な雰囲気だけですっかり気に入ってしまいました。

まさかの抜歯!?

やがて診察室に呼ばれ、初めて歯科医師と相(あい)対します。

「まずはお口の中の写真を撮らせていただきます」

挨拶(あいさつ)もそこそこに、先生と歯科衛生士の二人で慌ただしく顔面や口の中の写真を撮ってくれます。

やがてひと通りの撮影が終わり、しばらく待合室に戻って待機するように言われました。

5分ほどすると診察室に呼ばれ、先生とテーブルをはさんで向かい合います。

白く清潔なテーブルに置かれたパソコンディスプレイに、さっき撮った私の歯の写真(ガタガタの歯並び)を映しながら、先生が次のような説明をしてくれました。

従来の固定器具(ワイヤー)を使用した矯正治療が適している

・土台となる上あごと下あごの骨が小さいので、歯をきれいに並べるためには上2本、下2本の「抜歯」をしなければならない
 (抜歯は他の一般歯科医院で行なうことになる)

・(最後に)矯正料金は82.5万円(税込み)
 ただし、それ以降の通院費用は一切かからない(他の医院での抜歯費用は別途必要)

それを聞いてわたしは、「抜歯は勘弁してほしい(><)」と心の中で叫びました。

歯並び良くするためとはいえ、健康な歯を4本も抜くなんてありえない、抜歯が必要ならそもそも矯正なんてしたくない。

そんなふうに思いました。

インビザラインはおススメしない!?

そこでふと思い出し、「先生、インビザライン(マウスピース矯正)はどうなんですか?」と質問してみました。

そもそもわたしはインビザライン(マウスピース矯正)での治療がしたくてこの無料相談を受けに来たのではないですか。

しかし、その質問に対する先生の答えは残念なものでした。

「インビザラインは当院ではあまりお勧めしていないんですよ。日本ではまだ医療承認がされていなく、安全性の保障ができないですから」

わたし:「!!!!!」

この歯科医院のホームページにインビザライン(マウスピース矯正)が載っていたから無料相談を受けに来たのに、おススメできないとはどういうことでしょう。

ガッカリしてしまいました。

「ちょっと考えてまた来ます」と挨拶をして1軒目の歯科医院をあとにしました。

歯科医院での滞在時間は50分ほどでした。

次回は、2軒目の無料相談についてお伝えいたします。

ありがとうございました。

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