インビザライン(マウスピース矯正)をしていても普通の生活が送れるか心配な方もいるでしょう。
マウスピースをつけていて、ふだんの生活で感じたこと何回かに分けてお話ししたいと思います。
この記事をご覧になれば、マウスピースを装着した生活がどんなものかイメージしていただけると思います。
(個人的に感じたことですので、インビザラインをしている全員にはあてはまらないかもしれません。ご了承ください)
サ行とタ行が発音しにくい
マウスピースをつけ始めて最初に感じたのが、サ行とタ行の発音がしにくいことです。
1つ目のマウスピースを装着してもらい、会計を済ませて歯科医院を出る際、「ありがとうございま“ツ”た」と言ってしまいました。
「!!!かんでしまった」
外に出て小声でア行からワ行まで発音してみると、サ行では「さ、し、す、せ」、タ行では「ち、つ」がうまく言えませんでした。
ちょっと焦(あせ)って、家に帰りながらサ行とタ行の練習を繰り返したことを覚えています。
でも、2~3日するとだいぶ慣れてきて、マウスピースをつけていないときとほとんど同じように発音できるようなりました。
と言っても、ふだんから滑舌があまりよくないので、サ行やタ行が完璧に発音できるようになったわけではありません(笑)
でも逆に考えれば、ふだんから滑舌があまりよくないので、マウスピースによって多少発音が悪くなっても周りに気づかれにくいというのはあるかもしれません。
また、現在はコロナで常にマスクをつけていますので、みんなの声がややこもって聞こえます。(2021年6月現在)
なので、多少の発音の悪さはお互いあまり気にならないように思います。
そう考えると、ひょっとしたら自分のほかにもマスクの下でインビザライン(マウスピース矯正)を進めている人が周りにいるかもしれないということです。
家ではマスクを外している
しかし、みなさんもそうだと思いますが、家の中ではマスクを外して生活しています。
したがって、家族にはサ行とタ行の発音が悪くなったことを気づかれてしまうかもしれません。
普通の人は、インビザライン(マウスピース矯正)をしていることを家族に伝えているでしょうから、発音の悪さを家族に指摘されても特に問題はないと思います。
しかしわたしの場合、家族にも内緒でマウスピースを装着していますので、家の中でも気を抜くことができません(笑)
マスクを外してしゃべるときも、サ行とタ行には細心の注意をはらって発音しています。
「机の塵は残さず拭きなさい」
「最近、寿司たべてないなあ」
こんな言葉を口にするときは、腹筋に力を入れてNHKのアナウンサーのようにお腹から声を出し、できるだけサ行とタ行がうまく発音できるように集中しています(笑)
なかなか大変です。
わたしの場合はもともと滑舌が悪いですが、もともと滑舌の良い人がマウスピースをつけた場合はどうなのでしょう。機会があれば調べてみたいです。
わたしとしては、矯正で歯並びがきれいになれば滑舌も改善されるのではないかと期待しています。
サ行やタ行は前歯と舌の間から空気を出して発音しますが、そのときに歯並びが悪いと適切な量の空気を出すことがなかなかできません。
滑舌が悪い原因は歯並びにもあるのではなか、といつからか思うようになりました。
矯正が終わってマウスピースを外し、歯科医院を出るときに「ありがとうございました!」とうまく発音できる日が来るのが楽しみです。
以上、「発音のしにくさ」についてお話してきました。
それでは今回はこのあたりで失礼します。
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